大和氷室とは
純氷「大和氷室」の紹介|かき氷屋、奈良の氷屋ヒノデさんの出店情報
氷の神様に
愛された純氷
大和氷室
「日乃出製氷株式会社(ひのでせいひょう)」オリジナルのブランド氷“大和氷室(やまとひむろ)”。
その名は、氷の神を祀る氷室神社の御神徳をいただいて命名されたものです。
ここ奈良は、1300年以上も前の奈良時代から献氷制度が始まり、
平安時代の書物“枕草子”においては削り氷という言葉が記されていることから
氷食文化発祥の地と言われ、今なおかき氷の聖地となっています。
冷たいのにほっこりする。味が無いのに懐かしくなる。
そんな人を笑顔にする綺麗な純氷を通して、奈良の歴史に触れ、
たくさんの方にその美味しさを味わっていただければ幸いです。
大和氷室ができるまで
空気で水を攪拌させ
不純物を取り除く
まずは24時間
一般的な製氷過程では、空気で水を攪拌させながら24時間冷やした後、
-10℃~-12℃で24時間凍らせて完成です。
しかしながらそれだけでは、純度の高い固い氷には届きません。
日乃出製氷では、まずは24時間、奈良の水を攪拌させながら不純物を取り除きます。
設定を変え再度攪拌し
極限まで純度を高める
さらに24時間
装置に入れるエアーポンプの長さを短くして、空気を調整しながら、さらに24時間プラスして攪拌。
どんどん純度を高めていきます。
ゆっくり凍らせることで
固くて溶けにくい氷に
合計72時間
混じり気のない純水になったら、最後に-6℃~-7℃の高めの温度でたっぷり24時間かけて凍らせます。
ゆっくりと冷却することで氷の結晶が大きくなり、かきやすい氷(=固い氷)となるのです。
不純物が集まる芯が薄くて小さい、クリスタル硝子のような透明度には、そんな手間暇が隠されています。
賞味期限は1秒
日乃出製氷と言えば、やはりかき氷。
氷が固く溶けにくいからこそ、フワッと雪のような理想のかき氷ができると、約100店舗もの奈良県内のかき氷店様にご愛顧いただいています。
そんなかき氷ですが、実は氷の中に5回ほど織り込むようにシロップを入れると、やわらかな食感をそのままに美味しく作ることができるのです。